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運用開始前の準備

支払管理の運用開始にあたり、最初に以下の設定が必要です。

  1.  専用の役割「支払処理担当者」と「振込処理担当者」を設定してください。
    設定するためには、システム管理者権限が必要になります。
    具体的な説明は「システム設定マニュアル[ NI Collabo 360 ]」-「支払管理」を参照してください。

    支払機能専用の役割について
    支払機能では、内部統制・相互牽制の観点から「支払処理担当者(支払データを起票・管理・仕訳する担当者)」と「振込処理担当者(全銀振込データを使って振込するための担当者)」の二つの役割が定義されます。それぞれ可能な操作は下表のとおりです。

    支払処理担当者支払・支払先データの登録・参照、支払管理表・前払管理表の参照、仕訳
    振込処理担当者支払・支払先データの登録・参照、支払管理表・前払管理表の参照、全銀振込データ作成、仕訳

  2.  「支払用途・目的」、「支払先分類」、「支払サイト」のキーワードを設定してください。
    いずれも支払データまたは支払先を分類するためのキーワードで検索結果の絞り込みの条件などに利用されます。
    設定するためには、システム管理者権限が必要になります。
    具体的な説明は「システム設定マニュアル[ NI Collabo 360 ]」-「支払管理」を参照してください。

  3.  「振込元金融機関口座情報」を登録してください。
    振込元金融機関口座情報はユーザー画面から登録できます。
    経費精算機能と同一の口座を共有することも、あるいは、別々の口座で運用することも可能です。
    具体的な説明は「振込のための準備」を参照してください。

  4.  「勘定科目・補助科目」を登録してください。
    勘定科目・補助科目はユーザー画面から登録できます。CSVファイルを一括読み込みして登録してください。 仕訳の際に特定の勘定科目を割り当てるためには勘定科目種類を適切に指定してください。
    具体的な説明は「勘定科目を読み込む」を参照してください。

  5.  「支払先マスタ」を登録してください。
    支払先マスタはユーザー画面から登録できます。
    個別に新規登録するか、CSVファイルを一括読み込みして登録してください。
    具体的な説明は「支払先マスタを登録する」「支払先マスタを読み込む」を参照してください。

  1.  あらかじめ、経費精算機能の一部の設定も必要です。

    支払管理機能では経費精算機能の一部の設定を共有しており、いずれも仕訳をする場合に利用します。

    1. 計上部門コードと税区分
    2. 会計連携用の各種コード
      (計上部門コード・取引先コード・プロジェクトコード・汎用コード)の利用可否

    設定するためには、システム管理者権限が必要になります。
    具体的な説明は「システム設定マニュアル[ NI Collabo 360 ]」-「経費精算」を参照してください。

注意

  1. 支払管理機能の勘定科目は、経費精算機能のシステム設定「勘定科目設定」で設定される内容とは異なり、それぞれの設定が必要です。

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